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解体お役立ち情報 2024.04.28

残土処分見積もりの要点とは?残土の特性から費用削減のポイントまで

解体工事の現場からは、日々多くの「残土」が発生します。
この残土の適切な処理をしているかどうかが、解体工事の成否に大きく影響します。
なぜなら、正確な残土処分の見積もりが解体工事のコスト管理や工期の計画に直結するからです。
 
そこで、本記事では、残土処分に関する基本知識から、費用を削減するための具体的なポイントを解説します。
解体工事をお考えの際は、残土処分の見積もりも費用削減のポイントにつながるので、本記事を参考にしてみてください。
 
 
「残土」とは、建築や土木工事で不可避的に発生する副産物です。
残土の管理の有無は、工事の成否に影響を与えます。
ここでは、残土の特性とその処分に関する基本的な知識について解説します。
 
1:残土の定義と特性
 
残土、または建設発生土とは、掘削や土地整備の過程で生じる土のことを指します。
この土は、廃棄物処理法の定義する廃棄物とは異なりますが、産業廃棄物として扱われることもあります。
特に、異物が混入している場合は、その処分方法に注意が必要です。
 
2:残土の比重の重要性
 
残土処分において、比重は極めて重要な要素です。
「比重」とは、物質が水に比べてどれだけ重いかを示す指標であり、残土の場合、その密度によって処分費用が変動することがあります。
残土の比重を正確に把握することで、処分にかかる費用の見積もり精度を高めることが可能です。
 
3:種類別の残土比重
 
残土はその成分によって比重が異なります。
赤土、黒土、砂、礫、採石、生コンの比重は、以下のようになっています。
 
・赤土:1.6t/立方メートル
・黒土:0.85t/立方メートル
・砂:1.7t/立方メートル
・礫:2.2t/立方メートル
・採石:1.7t/立方メートル
・生コン:2.3t/立方メートル
 
このように残土の種類によって比重が異なるため、処分費用を見積もる際にはこれらの情報が不可欠です。
 

□残土処分費に影響を与える主要な要素

 
残土処分費用の算定には、さまざまな要素が関係しています。
ここでは、特に影響力の大きい要因とその管理方法について解説します。
 
1:運搬距離の影響
 
残土処分費用において、最も直接的に影響を与えるのが運搬距離です。
運搬する距離が長ければ長いほど、その分コストも増加します。
現場で発生した残土をできるだけ現場近くで処理することが、コスト削減の鍵となります。
 
2:道路事情と交通量
 
残土を運ぶ際の道路事情も、費用に大きく影響します。
都市部では交通量が多いため、運搬に時間がかかることがあります。
これにより、運搬コストが上昇する可能性があります。
事前にルートを調査し、最適な運搬経路を選定することが重要です。
 
3:処分会社の選定と価格交渉
 
残土処分費は、処理を委託する会社によっても大きく異なります。
会社選定時には、処理能力や信頼性も考慮する必要があります。
 
弊社では、お問い合わせやご依頼をいただく際には正確な見積もりを提示しています。
追加請求・工事を極力減らすために、弊社は現場調査に時間をかけます。
名古屋市周辺で解体工事をお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。
 
4:残土捨て場の受け入れ価格
 
残土を処分する場所によっても、費用は変わります。
残土捨て場が経営する会社か、それとも別の会社が運搬を担当するかによって、価格が変動します。
全体的なコストを抑えるためには、捨て場の受け入れ価格も把握しておく必要があります。
 
このように、残土処分費を抑えるためには、複数の要素を総合的に考慮し、事前の計画立案が不可欠です。
適切な管理と計画により、解体工事のコスト削減に繋げられます。
 

□残土処分費・ガラ混じり残土の処分費用の目安

 
残土処分のコストを理解する上で、残土とガラ混じり残土の違いは非常に重要です。
ここでは、それぞれの処分費用について解説し、費用見積もりの際の参考にします。
 
1:残土とガラ混じり残土の費用差
 
通常、残土の処分費用は、ガラ混じりのものに比べて低くなります。
この差は、ガラ混じり残土の処理にはより高度な分別や処理が必要とされるためです。
 
2:車両の重量による費用目安
 
残土処分費は、運搬に使用する車両のサイズによっても変動します。
大きな車両を使用すればするほど、1tあたりの処分費用は低くなる傾向にあります。
 
3:ガラ混じり残土処分費の重量別目安
 
ガラ混じり残土の場合も、車両のサイズが大きいほど1tあたりの費用が低くなりますが、基本的には残土処分費よりも高額になります。
 

□まとめ

 
残土処分は、解体工事をする上で避けて通れない課題です。
この記事では、残土の特性から始まり、残土処分費に影響を及ぼす要因、さらには残土とガラ混じり残土の処分費用の違いまでを解説しました。
正確な残土処分の見積もりは、コスト管理や工期計画において極めて重要です。
残土の比重理解、運搬距離によるコスト変動、車両のサイズによる費用の違いなど、さまざまな要素を総合的に考慮することをおすすめします。
 
弊社は、名古屋市周辺で解体工事を行なっています。
無料相談会も始めましたので、お気軽に弊社までご相談ください。
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