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解体お役立ち情報 2023.09.07

家の解体に必要な足場について!種類や費用から設置・解体にかかる時間まで全て解説!

解体業者にとって、適切な足場の選定は重要なポイントです。
しかし、足場の種類や費用、また設置や解体にかかる時間といった情報は、意外と知られていないことも多いです。

そこでこの記事では、家の解体に必要な足場について、その種類から費用まで広く解説していきます。
家を解体する際の足場選びに迷っている方や、これから解体工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

□家の解体工事に用いる足場の種類

1.くさび足場

「くさび足場」は、一般的な家屋や住宅の解体工事や改修工事において、よく用いられている足場です。
足場を設置するまでにかかる時間が、比較的短くて済むところが特徴で、安全性の高さにも定評があります。
一方で、足場の設置にハンマーを使用するため騒音が発生しやすく、また場所によって設置できないケースがあることがデメリットです。

2.枠組足場

「枠組足場」とは、足場を高く組めるのが特徴の種類で、主に大規模解体・修繕の際に用いられることが多い足場です。
この足場のメリットとしては、足場を高く組める利点があるので、高層階マンションやビル工事にも対応でき、また安全性も高いことが挙げられます。
しかし、足場を組むための部材が大きいので、搬入経路や資材置き場にも一定のスペースが求められる懸念点もあります。

3.単管ブラケット足場

「単管ブラケット足場」は、単管に足を乗せる板をボルトで固定した足場のことです。
単管ブラケット足場については、この後紹介する「単管足場」よりも安全性が高い点がメリットですが、設置にかかる工期が長くなりやすく、ボルトが緩むと足場が揺れやすくなるので注意が必要です。

4.単管足場

「単管足場」は、鉄パイプを組み合わせて設置する足場のことです。
この足場のメリットとしては、あらゆる形状の建物に対応でき、狭い場所でも設置しやすいことが挙げられます。
一方で、2本のパイプの上に乗って作業を行うので、安定感には欠けてしまい、作業員の安全性を確保できないことがデメリットです。

5.脚立足場

「脚立足場」は、脚立と床材をゴムバンドで固定して建てる、簡易的な足場のことです。
この足場は設置が簡単なため、時間をかけずに設置できる魅力がありますが、簡易的なものなので、作業中に墜落の危険性を伴うデメリットもあります。

6.無足場工法

その名の通り、足場を設置しないで解体を行うのが「無足場工法」です。
屋上から「ロープブランコ」と呼ばれる台をつるして、その上に乗って作業を行います。
この工法は、足場を組まないので作業時間を短縮でき、設置にかかるコストも削減できるのが特徴です。
ただし、不安定な状態での作業が続くので、工事品質に不安が残る点はデメリットとして挙げられます。

□足場の設置・解体にかかる時間はどれくらい?

それでは、足場を設置・解体するためにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
ここからは、足場の組み立てと解体に、それぞれどのくらいの時間がかかるのか、また時間がかかる要因は何かについて、詳しく見ていきましょう。

30〜40坪ほどの一般的な戸建ての場合、朝の8時頃から2〜3人の作業員で始めて、足場の設置が1日ほど(約6〜8時間)、解体が半日(3〜4時間)くらいで完了します。
「何日もかかるのでは」と不安を抱いているかもしれませんが、何日もかけて設置・解体するほど、そこまで時間はかかりません。

しっかりと時間をかけて組み上げるのには、いくつかの理由があります。

まず、足場をしっかりと組むことには、職人さんの命がかかっているからです。
不安定に組み立てた足場はグラついてしまい、最悪の場合には墜落事故にもつながってしまうリスクがあります。
また、足場を不用意に設置してしまうと、足場が倒れて外壁にぶつかったり、骨組みが落下して迷惑をかけてしまったりする恐れがあります。

このように、一歩間違えれば大惨事にもなる可能性が潜んでいるため、組み立てには細心の注意を払う必要があるのです。

□解体工事に必要な足場の費用はどれくらい?

足場の費用相場については、解体する建物の規模や足場の種類によって大きく変動するため、明確な目安となるものがありません。
そのため、正確な金額を把握するためには、解体を依頼する会社との間で、きちんと見積りを確認する必要があります。

ただし、明確な金額は分からないにしても、大まかな金額を計算する、簡易的な計算方法はあります。
そこでここからは、足場の設置・解体にかかる費用の簡易的な計算と、足場の種類ごとの大まかな費用相場についてお伝えします。

足場の大きさから簡易的な費用を計算するためには、「建物の外周に8mを足したもの」と「解体する建物の高さ」をかけ合わせたものが、解体に必要な足場の面積となります。
ここで出てきた「8m」とは、足場から外壁までのおおよその距離のことです。

この「建物の外周と高さをかけ合わせた足場の面積」に、「足場費用と飛散防止ネットの金額」をかけ合わせた金額が、最終的な足場費用の目安となります。

また、足場費用については、設置する足場の種類によっても変わってきます。
大まかな足場の種類ごとの費用と、飛散防止ネットにかかる費用の目安は以下の通りなので、ぜひ参考にしてください。

・くさび足場:800円~1200円/1㎡
・枠組み足場:1000円~2000円/1㎡
・単管足場:600円~800円/1㎡
・単管ブラケット足場:800円~1200円/1㎡
・脚立足場:300円~500円/1㎡
・無足場工法:60円~400円/1㎡
・飛散防止ネット:100円~200円/1㎡

□まとめ

家の解体工事に使用する足場の種類には、主に6つの工法があります。
それぞれの種類には、メリットもあればデメリットもあり、また設置・解体にかかる費用相場も異なるので、色々なことを考慮したうえで、最適な足場を選んでください。

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