解体工事の際には付帯工事が行われる?付帯工事の種類をご紹介!
家の解体を検討している方の中には、家本体以外の部分も解体して欲しいとお考えの方がいらっしゃるでしょう。
そのような場合は付帯工事というものを施工会社に依頼することで、家以外の部分も解体できます。
今回の記事では、その付帯工事の種類や費用を抑えるためにはどうすれば良いかなどを解説します。
ぜひお役立てください。
□付帯工事について
ここでは、そもそも付帯工事とはどのようなものなのか解説します。
簡単に説明すると、この工事は家本体以外のものを撤去する工事のことを指します。
解体工事という言葉は一般的には家本体を解体することを指すため、それ以外のものを解体するという意味は含まれません。
例えば、庭木やガレージ、物置や外壁などを撤去・解体する場合には、解体工事とは別の工事を依頼する必要があるのです。
このように、2つの工事は別のものと考えられているため、依頼する場合には見積もりの際に付帯工事の費用も確認することが大切です。
施工会社によっては見積もりに付帯工事費用が含まれている場合もありますが、そうではないケースもあるため、きちんと確認するようにしましょう。
□解体工事の際に行われる付帯工事の種類
では、付帯工事においてはどのようなものを撤去・解体できるのでしょうか。
以下ではその種類を紹介するので、参考にしてみてください。
1つ目は、庭木・庭石です。
庭木や庭石を撤去する工事も、付帯工事に該当します。
庭木に関しては木の大きさや数によっても金額は変わります。
また、樹木を根っこから撤去する場合にはさらに多くの費用がかかります。
2つ目は、ブロック塀・門扉です。
撤去した後に出る廃棄物がその料金に含まれているかどうかは施工会社次第ですので、事前に前後しておきましょう。
家を囲っているブロック塀やフェンスを撤去する際にも費用がかかりますが、これらを撤去する際には基礎の部分から取り除くか、地上の部分だけを撤去するのかによってその費用は多少変化します。
3つ目は、駐車場の施工です。
解体後に更地になった場所を駐車場にしようとお考えの方も多いでしょう。
駐車場をつくる場合も、付帯工事として認められることがあります。
施工方法はいくつかありますが、それぞれ費用が異なることに注意が必要です。
コンクリートやアスファルト、砕石などで施工できるため、予算や自分の理想に合ったものを選ぶようにしましょう。
運搬費や作業費など、どこまでが費用に含まれるのかは施工会社によって異なるため、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
□付帯工事費用を抑えるには?
付帯工事を依頼する際には、費用はできるだけ安く抑えたいものです。
ここでは、費用を抑えるための方法をいくつか紹介するので、活用してみると良いでしょう。
*不用品を自分たちで処分する
廃棄物を処分する費用は、解体工事の本体工事に近い割合でかかることが多い費用です。
そのため、不用品をどの程度自分たちで処分するかによって、全体の費用は大きく変化します。
自治体が行なっているゴミ回収や粗大ゴミの回収を利用した上で、まだ使えるものを知り合いに譲ったり、リサイクルショップを利用して処分したりすると、効率的に費用を抑えられるでしょう。
*庭木を伐採する
家を所有している方の中には、ガーデニングや庭木を趣味にしている方も多くいらっしゃいます。
しかし、それらを放置していると付帯工事として追加の費用がかかってしまいます。
そのため、庭の草花や背丈が高くない庭木などは、自分で伐採してしまうことがおすすめです。
可能な範囲で伐採しておくことで、うまく費用を節約できます。
*助成金を活用する
自治体によっては、解体工事に対して助成金を支給することがあります。
住民の安全を確保するためにも、老朽化した家やブロック塀などを解体する場合に助成金が支払われる自治体は多いです。
それらの助成金を活用することで費用を削減できるため、自分の自治体では助成金を利用できるのか一度確認してみると良いでしょう。
□まとめ
今回は、付帯工事の概要や種類、費用を抑えるためにはどうすれば良いかなどを解説しました。
解体工事につきものの付帯工事ですが、不用品や庭木などをできるだけ自分で処分したり、助成金を活用したりすることでその費用を抑えられます。
記事に関して何か気になることやわからないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。