住宅を解体する際のゴミはどのように処分する?処分時の注意点も併せて解説!
住宅の解体前に掃除をする際、ゴミがたくさん出ることは珍しくありません。
そのまま放置すると、スムーズに解体工事を始められないため、全て処分しておく必要があります。
そこで今回は、ゴミの処分方法や処分するにあたっての注意点について解説します。
解体工事をご検討中でゴミの処分でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□解体前に知っておくべき!ゴミの定義とは?
一般的にゴミとは、価値に関わらず本人が所有する意思を放棄したものを指し、「不用品・不要品」「残置物」「廃棄物」の3つに分類されます。
また、不用品は使用できずに壊れているものを指し、不要品は使用できる状態であっても本人が不要なものをいいます。
残置物とは、解体業者に住宅の解体費用を見積もってもらう際に、住宅の中に残っているゴミを指しています。
このゴミとは、住宅の壁や天井などに固定してある「家と一体化しているもの以外のゴミ」のことです。
解体の際に住宅の中に残置物がある場合は、見積もり金額に「残置物撤去費用」が含まれるため、確認しておきましょう。
廃棄物とは、日常生活に伴って廃棄されるゴミのことで、解体工事で排出される木材や鉄なども廃棄物と呼びます。
解体工事では、廃棄物を解体工事に伴って排出される「産業廃棄物」と産業廃棄物以外のゴミを指す「一般廃棄物」の2つに分類します。
産業廃棄物以外のゴミとは、簡単にいうと私生活で排出されるゴミのことです。
□住宅を解体する際のゴミの処分方法は?
解体工事を依頼する場合、室内に多くの残置物が残っていることもあるでしょう。
それらの処分方法によって、工事にかかる日数や解体費用が変わってくるため、どのような処分方法があるのかを理解しておくと良いでしょう。
ここからは、住宅を解体する際のゴミの処分方法を2つ紹介します。
1つ目は、自分で処分する方法です。
通常の一般ゴミの場合は、自治体の回収日にゴミ置き場に置けば良いですが、粗大ゴミに該当する場合は、事前に自治体に連絡を入れて回収してもらう必要があります。
自治体によって、粗大ゴミの料金や出し方が異なるため、電話やHPなどで確認しておくことをおすすめします。
自分で処分することで、費用を抑えられたり、解体工事の期間を短くできたりするので、解体費用を抑えたい方は可能な限り自分で処分すると良いでしょう。
2つ目は、解体業者へ依頼することです。
自分で処分したり、自治体に連絡して回収してもらったりすることは、時間と手間がかかります。
時間に余裕がない場合や、できるだけ手間をかけたくない場合は、解体業者に依頼すると良いでしょう。
ただし、解体業者によっては、不用品の処分も含めた費用計算を行うこともあるので、その点を認識しておきましょう。
木製品に関しては、木屑を再資源化したり再利用したりできるため、無料で引き取ってもらえる可能性もあります。
そのため、解体業者にゴミの処分は可能なのか、どのくらいの費用がかかるのかを確認することがおすすめです。
弊社では、名古屋市周辺で解体工事を行っております。
お客様の安心感や満足感を高めるために事前・事後にしっかりと説明することに加え、充実した自社設備と技術力で丁寧な解体を行います。
解体工事についてや、ゴミの処分について相談したい場合は、お気軽に弊社までご連絡ください。
□不用品を処分する際に注意すべきことはある?
前項では、ゴミの処分方法について紹介しましたが、ゴミを自分で処分する場合は注意点がいくつかあります。
ここでは、自分でゴミを処分する場合の注意点を2つ紹介します。
まずは、粗大ゴミを回収してもらうためには申し込みが必要であることです。
これは前項でも少し触れましたが、粗大ゴミを処分する場合は、普通ゴミのように特定の日に出せば回収してもらえるわけではありません。
電話かインターネットで粗大ゴミの回収の申し込みをして、指定された金額のゴミ処理券を購入します。
その券に必要事項を記入し、粗大ゴミに貼った後、指定された日時までに出すことで処分できます。
粗大ゴミは自分の都合の良い時間に処分できるとは限らないため、早めに回収の申し込みをすることがおすすめです。
自治体によって粗大ゴミの回収費用や回収品目が異なるので、事前に確認しておきましょう。
次に、時期やゴミの種類によっては、解体工事までに処分が間に合わない場合があることです。
自分で処分する場合は自治体に申し込みしたり、ゴミの日に出したりしますが、この2つは回収までに時間がかかることがあります。
そのため、住宅解体の直前に回収依頼をすると間に合わないことがあり、処分できない可能性も考えられるため、処分するものがある場合は早めに行動するようにしましょう。
□まとめ
住宅を解体する場合は、自分でゴミを処分する方法と解体業者に依頼する方法があります。
自分でゴミを処分する場合は、解体工事の直前に動き出すと間に合わないことがあるため、スケジュールに余裕を持って計画を立てることが重要です。
解体工事前にゴミを自分で処分しておくことは、数少ない解体費用の節約術ですので解体費用を抑えたい方は必ずやっておきましょう。