解体工事の際に発生するトラブルとは?注意点と併せて解説します!
建て替えで解体工事を検討しているけど、近所に住む方に迷惑をかけずにできるかな?
どんなトラブルが起きやすいのか知っておきたい!
解体工事をお考えの方の中には、このように心配になる方がいらっしゃるかもしれません。
どんな理由で解体工事をすることになっても、なるべく周囲の方に迷惑をかけずに終わらせたいですよね。
一口にトラブルと言っても、すぐに対策をすれば問題ない小さなものから
解体工事を止めざるをえないような大きいものまで様々なものがあります。
今回は、解体工事の際に発生するトラブルを注意点と併せて解説いたします。
目次
□解体工事を依頼する際の流れをご紹介!
解体工事の依頼から工事完了までは、主に以下のような流れで行われます。
・見積もり依頼
・契約、事前準備
・工事開始、完了
まずはどの業者に解体工事を依頼するか、解体業者へ見積もりの依頼から始まります。
数社に相見積もりを取り、金額の相場感や信頼できる業者なのかを見極めましょう。
見積もりを確認して依頼する業者が決まったら、契約書を取り交わします。
解体業者との契約時には、工事代金を支払うタイミング・工期・注意事項の説明などを明確にして、双方で認識のズレがないかをしっかりと確認しておきましょう。
事前準備は大まかに、行政への工事申請・近隣挨拶・各ライフラインの停止手続きを行います。
行政への工事申請ですが、解体工事を行う際には依頼者側で義務付けられている申請もあります。しかし、解体業者側で代理として対応可能な申請もありますので、業者と依頼者のどちらで申請するのか話し合いをしておきましょう。
続いて近隣挨拶について。解体工事の際は、作業中に粉塵や砂埃、騒音などが発生します。
あらかじめ近隣住民の方に挨拶をしておくと、クレームやトラブルを未然に防げます。
また、ガス・水道・電気・電話・ケーブルテレビなどのライフラインの停止手続きなども必要です。
事前準備が完了すると、いよいよ工事を開始します。
解体工事の大まかな流れとしては、
- 解体家屋周囲に作業足場の組み立て、防音・防塵・防炎用の養生シートの設置
- 室内の内装材・残置物の撤去
- 屋根瓦・外壁材の撤去
- 重機を使用しての躯体解体
- 地中内の建物基礎・杭の撤去、整地作業
工事で出た廃材を分別・処理しつつ、解体後の地中の中に廃材が埋まっていないかもチェックします。
地面を平らにして更地にしたら解体工事の一連の流れは完了です。
□解体工事で起こりがちなトラブルをご紹介します!
*隣家の壁を破壊してしまった
解体業者の不手際や不注意によって、隣の住宅の壁を壊してしまったというトラブルがあります。
勿論、作業する人間たちも事故やトラブルが起こらないよう注意をしながら仕事をします。しかし、どれだけ注意していても、事故が起こる可能性は残念ながらゼロにはなりません。
このような有事の際、しっかりと対応・保障が出来る業者に解体工事は依頼しましょう。
自賠責の保険に加入しているのか、補償金は有事の際に最大でいくら出るのか等、解体業者と契約する前に確認する事をお薦めします。
*挨拶をしない
事前に近隣住民の方に挨拶をせず突然解体工事を始めてしまうと、印象も良くありませんし、苦情がくる可能性も増えます。
挨拶をせず工事を開始した結果、工事が中止になってしまったというケースもあるようです。
基本的に工事が始まる前には、解体業者か施主が、近隣住民に挨拶と工事に関する説明をします。
解体工事の際には、騒音や振動が発生し、多少なりとも近隣住民の方に迷惑がかかってしまうからです。
細心の注意を払って工事を進める旨を説明し、理解と協力を得なければいけません。
解体業者が説明や挨拶回りをすることは、必須事項ではありません。
勝手に業者がするものと思い込んでいると、誰も挨拶をしないまま工事が始まってしまうことになります。
業者に依頼する際には、「挨拶や説明は行ってくれるか」「どんな内容を伝えるのか」などを確認しておくと良いでしょう。
可能であれば、業者と同伴して施主の方も挨拶回りに出向くと良いでしょう。
予定が合わずに同行できなくても、別日に改めて出向くことでトラブルの発生を抑えられます。
*解体中のほこり
解体工事中には、粉塵や砂埃が舞い上がります。
埃の飛散を防ぐ養生シートを設置したり、水まきをしながら工事を行うのが一般的ではありますが、それらの対策を講じないまま工事を開始してしまう業者もいます。
もし万が一、飛散した埃などの中に「アスベスト」などが含まれていると大問題です。健康被害だけでなく、訴訟にまで発展する可能性は十分考えられます。
依頼する際には、どのような粉塵等の飛散対策をしてくれるのか確認しておきましょう。
業者に任せきりにするだけでなく、自分の目で確認すると、よりトラブルを避けられるでしょう。
□解体工事の際のトラブルを避けるための注意点を紹介します!
現場には必ず立ち会うようにしましょう。
工事完了後に、壊すべき場所が壊されていなかった、壊すべきではない隣家の所有物まで壊してしまったなどのトラブルが発生する恐れがあります。
工事開始前と完了後に担当者と一緒に現場の立ち会いをすることで、上記のようなことが起こるリスクを抑えられます。
タイミングが合わず立ち合いが難しい場合は、事前に撤去範囲や共有事項などを確認するようにしましょう。
□まとめ
今回は、解体工事の際に発生するトラブルについて注意点と併せて解説しました。
解体工事でトラブルが起きないか心配な方に本記事が参考になれば幸いです。
名古屋市周辺で住宅の解体工事を検討している方は、ぜひ弊社にお任せください。
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