住宅の解体費用の相場と見積もり方法と見積もりからの流れについてご紹介!
住宅の解体を考えているけれど、解体費用の相場はどれくらいだろう?
解体工事の見積もりを依頼したいけれど、どんな流れでやっていくのかな
このような不安を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、解体工事にかかる費用の相場、解体工事の流れ、
解体工事費用を左右しているポイントについてご紹介いたします。
目次
解体工事にかかる費用相場はいくらなのか
ここでは解体工事にかかる費用の相場をご紹介します。
建物を解体する際にかかる費用は、躯体(くたい:建築物の骨組み)の構造によって変動します。
大まかな費用は、木造であれば一坪あたり2.2~5.8万円、鉄骨造であれば1.6~3.8万円、
鉄筋コンクリート造であれば2.2~5.8万円です。
参考:株式会社 青木工業「料金一覧」https://kaitai-aoki.com/price/
また、建坪によって単価に変動があります。
建坪30坪の木造家屋と建坪100坪の木造家屋の解体金額を比較した時、
1坪あたりの単価は 100坪の家屋の方が安い場合が多いです。
ちなみによく「一坪あたり〇〇円」という表記を見かけますが、坪数とは1坪で約3.3平米を表します。
延床面積が100平方メートルであれば、坪数に換算すると30.3坪となります。
見積もり依頼から解体工事が始まるまでの流れについて
ここでは見積もりを依頼してから、解体工事が始まるまでの流れについてご紹介します。
見積もりのご依頼
まず、お見積りのご依頼を受けた後に現地調査を行います。
この際に住宅の構造はもちろん、電気やガスをはじめとしたライフラインの使用状況、
重機やトラックの搬入場所、境界点、隣の家屋に工事の影響は出ないか等の確認を行います。
その後解体業者から調査に基づいた見積もりが提出されますが、この見積もりの内容・金額は 解体業者によって様々です。
1社だけの見積もりでは金額や内容の比較もできないので、
弊社でお見積もりをとっていただいた方には他にも2,3社でお見積もりをとっていただくことをお薦めしております。
point
相見積もりはよくあることなので申し訳ないと思わないでくださいね!
ご契約
お見積もりの内容にご納得いただけた場合、契約に移ります。
契約が完了した場合、いつから解体工事を始めるのか日程調整を行います。
工事の開始日が決まったら、その日から逆算して電気やガスなどの各ライフラインの廃止・撤去と、
まだ残っていれば室内外のゴミの処分を余裕を持って行いましょう。
その後、解体工事を開始する前に近隣の住民の方へ挨拶を行います。
通常であれば解体業者が挨拶にまわりますが、この際にお時間に余裕があれば、
ご依頼されたお客様もご挨拶に同席いただくことをお薦めいたします。
これによって近隣住民の方とトラブルになる可能性が軽減されます。
解体工事費用を左右しているポイントとは
ここでは解体工事にかかる費用を左右しているポイントについてご紹介します。
解体工事にかかる費用が構造によって変動するという話を前半部分でご紹介しました。
解体工事には、構造以外にも費用が変動する要因となるものがあります。
そのうち3つのポイントをご紹介します。
①発生した廃材の種類・量
1つ目のポイントは、発生した廃材の種類・量です。
解体工事を行うことで発生する廃材は、建設リサイクル法に従い分別して処分する必要があります。
この産業廃棄物の分別は非常に煩雑であるため、 で廃材を分別する職人に人件費がかかります。
ALCなどの比較的新しい壁材が使用され築年数もそこまで経ってない家屋になると、廃棄物の排出量は古い家と比べて多くなってしまいます。
②立地条件
2つ目のポイントは、立地条件です。
解体工事を行うとき、解体予定の建物をとりまく環境によって解体工事の難易度が異なります。
立地的に重機やダンプの搬入しやすい広い道路であれば問題ないですが、
敷地が狭い場合などは重機を搬入することができず、小型の重機を使用せざるをえないので、 人手も時間も必要になります。
そういった場合、 解体費用が割高になってしまう可能性が高いでしょう。
③建物以外の付帯工事
3つ目のポイントは、建物以外の付帯工事です。
建物を解体するのと同時にカーポートを撤去したり、ブロック塀を解体することがあるでしょう。
建物以外に解体したり、撤去したりするものが多くなればなるほど、
解体工事で出る廃材が増え、工事にかかる日数も長くなるので解体費用も高くなってしまいます。
ほかにも付帯工事としてよくあるのが庭木や庭石の撤去、倉庫や車庫の解体、池の埋め立てです。
まとめ
今回は、解体工事にかかる費用の相場、解体工事の流れ、解体工事費用を左右しているポイントをご紹介しました。
解体工事って単純に坪単価で値段が決まるわけじゃないんだ!
小さい建物=解体費用が安いってわけでもないんだね~
解体費用を左右するのは建物の構造の他にも様々な要因が関わっています。
愛知県または名古屋市周辺・岐阜県・三重県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社までお問い合わせください。