家の解体費用を安くするコツについて!補助金も活用することがおすすめ?
家を解体する際に少しでも費用を抑えることができたら助かりますよね
できれば安くて質の良い解体業者に依頼したいと思うものです。
そこで今回は、家の解体費用を安くするコツや安くするために自分でできることについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
□家の解体費用を安くするコツは?
ここでは、家の解体費用を安くするコツを3つ解説します。
1つ目は、中間マージンをカットすることです。
中間マージンとは、売り手と買い手を仲立ちする事業者が得る利益のことを指しています。
ご自身で解体業者を見つけることで仲立ちする事業者を介さないため、中間マージンをカットでき、その分解体費用を抑えられます。
2つ目は、補助金や助成金を活用することです。
お住まいの地域にもよりますが、補助金や助成金を活用することで解体費用を抑えられる場合があります。
この補助金や助成金は地方自治体の制度のため、お住まいの地域の自治体に解体費用に関する補助制度があるか確認してみると良いでしょう。
3つ目は、繁忙期を避けることです。
解体には引っ越しと同じように繁忙期があり、繁忙期であるほど費用が高くなる傾向があります。
一般的には9月末〜12月が繁忙期と言われており、この時期を避けることで費用を抑えられる場合があります。
□解体費用を安くするために自分でできることはあるの?
解体自体は業者に依頼する必要がありますが、それ以外の部分で解体費用を抑えられることがあります。
そこでここからは、解体費用を安くするために自分でできることを3つ紹介します。
まずは、不用品の処分です。
解体費用には廃棄物処理に関する費用も含まれていますが、ご自身で不用品の処分をしておくことで廃棄物処理にかかる費用を安くできます。
例えば、家電製品や家具などは市区町村のゴミ収集業者に処分してもらったり、リサイクルショップに持っていったりすることで処分できます。
次に、庭木の撤去です。
庭木は庭木専用のトリマーやバリカンなどを所持していれば、ご自身で撤去できます。
庭木の撤去をご自身で行うことで、解体業者が解体する際の工程が少なくなるため、費用を抑えられる可能性があります。
ただし、自治体ごとに庭木の処分方法が定められているため、処分する際は事前に処分方法を確認しておきましょう。
最後は、建物滅失登記の申請です。
建物滅失登記とは、法務局に記録されている登記簿に該当の建物がなくなったことを登記することで、建物の解体後1ヶ月以内に行う必要があります。
この申請は土地家屋調査士に申請を代行してもらえますが、そうすると費用がかかってしまいます。
ご自身でも滅失登記は可能なので、費用を抑えたい場合はご自身で建物滅失登記の申請を行うことがおすすめです。
□家の解体時に利用できる補助金の事例について!
最初の項で補助金を活用することで、解体費用を安くできるとお伝えしました。
ここからは、実際にどのような補助金が存在するのかをお伝えするために補助金の事例を3つ解説します。
*老朽危険家屋除去費等助成制度
東京都墨田区の「老朽危険家屋除去費等助成制度」では、老朽化した家の解体の際に50〜200万円の補助を受けられます。
解体後の土地を区へ無償譲渡する場合は最大200万円の補助金が支給され、所有者による建て替えを行う場合は工事費用の2分の1、最大50万円の補助金が支給されます。
*参照:墨田区. 老朽危険家屋の除却費等助成制度を実施します.
https://www.city.sumida.lg.jp/anzen_anshin/kurasinoanzen_ansin/akiya-taisaku/roukyuukaokuzyokyaku.html#:~:text=%E5%86%85%E5%AE%B9,%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A7%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
*仙台市特定空家等除去促進補助事業
宮城県仙台市の「仙台市特定空家除去促進補助事業」は、「空家等対策の推進に関する特別措置法」における「特定空家等」に該当する空き家であれば、解体費用の3分の1、最大50万円の補助金を受けられます。
*参照:仙台市. 仙台市特定空家等除却促進補助事業について.
http://www.city.sendai.jp/shiminsekatsu/kurashi/anzen/anzen/akiya/jokyaku.html
*老朽木造住宅除去助成
愛知県名古屋市の「老朽木造住宅除去助成」では、昭和56年5月31日以前に建てられた空き家ではない木造住宅の解体工事の場合に最大40万円の助成が受けられます。
助成金額については解体費用の合計、もしくは延べ床面積に1 平米あたり9,600円を掛けた金額のいずれか低い方の3分の1です。
*参照:名古屋市. 老朽木造住宅除却助成.
https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000071445.html
□まとめ
家の解体費用を安くしたい場合は、中間マージンをカットしたり補助金や助成金を活用したりすることがおすすめです。
補助金や助成金については、お住まいの地域によって異なるので、自治体に直接確認してみると良いでしょう。
弊社では名古屋市周辺で、お客様の本音に向き合いながら解体工事を提供しております。
解体工事について相談したい方は、お気軽にご相談ください。