家の解体時にアンテナはどうする?解説します!
家の解体を検討しているけど、アンテナってどうしたら良いのかな?
そういえば2年前の台風でBSのアンテナが倒れていたような…
このようにお困りの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、家の解体時にアンテナはどうしたら良いかを解説いたします。
目次
自力でアンテナ撤去をしない方が良い理由を解説します!
自力でアンテナ撤去をしない方が良い理由は、主に以下の通りです。
- 落下の危険性がある
- アンテナや壁を壊してしまう可能性がある
- お金と道具と手間がかかる
- 配線の処理が難しい
- 専門的な知識が必要となる
家庭用のアンテナは、一般的に1~3キログラムの重さがあります。
そのため、アンテナを撤去しているときに人に落ちてしまうと、大けがにつながります。
また、アンテナは基本的に屋根付近に設置されていることが多いので、
撤去作業中に作業者が落下してしまう可能性もあります。
八木式アンテナには注意!
特に、「八木式アンテナ」と呼ばれる種類のアンテナは、取り扱いの注意が必要です。
アンテナの中でも大きいサイズが多いからです。
傾斜がついている不安定な屋根の上で持ち運ぶと、バランスを崩しやすくなります。
また、鋭利な形状のものが多く、人に刺さって大けがをしてしまう危険性もあります。
さらに、アンテナを不用意に触ってしまうと、破損してしまう可能性があります。
アンテナは、風や地震の揺れなどで簡単に外れてしまわないよう、硬く固定されています。
そのため、取り扱いに関して、知識のない方が無理に外そうとしてしまうと、
アンテナ本体が破損してしまうだけでなく、接合部分の屋根や外壁も壊してしまう危険性があります。
自力でのアンテナ撤去はハードルが高い?
お客様の中には業者に依頼するよりも費用を抑えるために、
ご自身でアンテナ撤去を行おうと考えている方もいらっしゃいます。
しかし、アンテナを撤去するためにはたくさんの道具と手間がかかるため、注意が必要です。
例えば、高所に登るためのはしごの準備や、作業用のレンチやニッパー、ヘルメットなどを準備しなければいけません。
また、アンテナの撤去作業は、アンテナ本体やアンテナを支える部材を取り外して完了するものではありません。
アンテナとテレビをつないでいる ケーブルやワイヤーなど、配線周りの処理も必要です。
配線処理は電気工事の知識が必要で、一般の方が行うにはハードルが高いです。
アンテナケーブルの撤去中に感電したというケースもあるので、注意しましょう。
家の解体工事では電気の停止が必要?
なぜ必要なのか
電気が使用できる状態のままで残されていると、感電などの大きな事故につながる危険性があります。
また、配線がそのままの状態で放置されていると、重機を使った工事の際に、
配線が巻き込まれてしまうかもしれません。
そのため、 解体工事が始まる前に、電気の引き込み線の撤去を完了させておきましょう。
電気の停止方法と引き込み線の撤去依頼
まずは、電力会社への連絡を行いましょう。
契約中の電力会社に連絡して、電気の停止、メーターや電気の引き込み線の撤去を依頼してください。
point
ライフラインの手続きで連絡をするときは、必ず「解体工事をする予定なので」と伝えましょう!
このときに、前もって電力会社に伝える情報を準備しておくとスムーズに依頼できます。
例
- 電気の停止を依頼する住所
- 電気の契約者の名前
- (契約者と電話をしている人が異なる場合)電話をしている人の名前
- 連絡先
- お客様番号
- メーター番号
- 解体工事が始まる日(着工日)
なお、使用している電力会社が中部電力の場合、
電気が通電中の場合ともう通電していない場合で連絡先が異なるのでご注意ください。
電気が通電中の場合
中部電力ミライズ 契約受付センター 0120-921-691
電気がもう通電していない場合
中部電力パワーグリッド 停電、電柱・電線・メーターなどのお問い合わせ 0120-985-232
電気以外の停止手続き
解体工事の際は、電気だけでなく、その他のライフラインの撤去も事前に行っておく必要があります。
- ガス
- インターネット
- 電話
- ケーブルテレビ(CATV)
解体工事中にガスが提供されているままだと、ガス管が破損し、
引火などの大事故を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、ガスの種類を問わず、どのガスでも撤去が必要です。
契約しているガス会社に連絡をして、
ガス管の切断・またはプロパンガスのガスボンベの引き取りをお願いしましょう。
また、電柱から光ファイバーが引かれている住宅は、撤去が必要です。
契約会社に連絡して、引き込み線の撤去をお願いしましょう。
電話もインターネットと同様に、契約会社に連絡して引き込み線を撤去してもらう必要があります。
ケーブルテレビを契約していた場合も、
電気・電話・インターネットと同様に引き込み線の撤去が必要です。
このときアンテナがもし設置されていれば、
契約会社にアンテナも一緒に撤去してもらうよう依頼しましょう。
解体工事の前に必要な手続きとは?
解体工事前に必要な手続きは、主に以下の3つです。
- 残置物の確認
- 郵便物や宅配物の転送届
- 転出届・転入届・転居届
解体工事の前までに、残置物の確認をしておきましょう。
家の建て替えの場合、ブロック塀や庭木など、解体せずにそのまま残しておきたいものもあると思います。
その場合、 必ず事前に解体業者に連絡をしておきましょう。
解体工事では、すべて取り壊すことが一般的なので、連絡をせずにいると跡形もなくなってしまいます。
また、郵便物や宅配物の転送届も挙げられます。
処理に時間がかかる可能性があるので、解体工事が始まる1週間前を目安に手続きを済ませておきましょう。
処理が間に合わないと、郵便物や宅配物が届かなくなってしまうことがあります。
さらに、転出届・転入届・転居届も忘れずに行いましょう。
建て替えの場合、解体工事が始まると、それまでの住まいには住めなくなりますよね。
仮の住居や新しい住居で生活をすることになるので、引っ越しと同じように手続きが必要です。
しかし、 転居先に住むのが1年以内であれば、
届出をしなくてもよい正当な理由に当たりますのでこれらの届出は必要ありません。
参考:e-Gov法令検索「住民基本台帳法 第52条2項」
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=342AC0000000081
まとめ
今回は、家の解体時にアンテナはどうしたら良いかを解説しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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