家の解体後の土地にかかる固定資産税の計算方法をご紹介!
家の解体を考えているけれど、解体後の固定資産税はどれくらいかかるのかな?
家を解体した後の税金は何とかして対策できないのかな
このようにお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、家の解体後の土地にかかる固定資産税の計算方法と節税対策についてご紹介します。
目次
家の解体後の土地にかかる固定資産税の計算方法とは?
ここでは、家を解体した後にかかる固定資産税の計算方法をご紹介します。
家の解体をした後の固定資産税は、 土地の公示価格をもとに算定される評価額に税率をかけることで計算されます。
しかし、不動産における評価額は、常に一定ではなく変動しています。
そのため、毎年の評価額のみを考えて計算していると、税額も極端に高くなったり低くなったりします。
平成6年に変更された評価方法では、評価額は公示価格の20から30パーセントだったものを60から70パーセントにしたこともあり、
納税額の変動が無いように変わりました。
それが負担調整措置です。
負担調整措置が設けられたことで、固定資産税の額は負担調整措置が講じられた状態での課税標準額に税率をかけて算出されます。
標準税率で考えると、 固定資産税=固定資産税評価額×1.4パーセントという式で大体の固定資産税は求められます。
しかし、負担調整措置があるため、正確に求めるのは不可能です。
なぜ家を解体すると税金が上がるの?
ここでは解体すると税金が上がる理由についてご紹介します。
家を解体することで上がる税金として、都市計画税と固定資産税があります。
なぜ家を解体することで固定資産税は変化するのでしょうか。
税金が上がる主な理由は、 住宅用地として用いていた為、固定資産税の特例措置を受けていたからです。
家を解体することで固定資産税が上がると言われている1つの原因として、小規模住宅用地の特例措置があります。
この特例措置のおかげで、家が建っている状態の土地は固定資産税が軽減されています。
そのため、軽減された状態から始まって、家を壊すことで軽減が無くなり、まるで固定資産税が上がったような錯覚に陥るのです。
しかし実際は、 固定資産税が高くなっているのではなく、安くなっていたものがもとに戻っただけなのです。
ちなみに200㎡以下の住宅用地の場合、課税標準額は価格の6分の1とする制度が設けられています。
「家の解体をすると固定資産税が6倍に跳ね上がる」とよく言われていますが、それはこの特例が関わっているからです。
これらが更地にすることで固定資産税が高くなったと感じる理由でしょう。
家の解体後の節税対策とは?
ここでは、家の解体後の節税対策についてご紹介します。
節税対策の方法は以下の4つです。
更地にした土地を駐車場にする
1つ目の節税対策の方法は、更地にした土地を駐車場にする方法です。
更地を駐車場にすることで、使われることのなかった土地を有効活用できます。
駐車場にすればその土地は商業地として扱われるため、固定資産税自体は変動しませんが、
駐車場の収入を得ることで税金を支払うことができるでしょう。
例えば、月極の駐車場にして6台の車が駐車することになれば、1万円の賃料で月6万円の収入になります。
月6万円の収入を得られれば、年間で72万円の収入を得られます。
また、その土地が駅前にある場合、
初期費用がかかりますがコインパーキングとすれば高い収益が見込めるうえ、初期費用も数年で回収できます。
ただ、 必ず収益を得られるわけではなく、メンテナンスも必要であるため、よく考えてから決めましょう。
コインランドリーにする
2つ目の節税対策は、コインランドリーにする方法です。
近年流行りの土地活用法がコインランドリーで、
初期費用に1,000万~2,000万ほど必要ですが、立地によっては 駐車場以上の高収益が期待できます。
コインランドリーに関しても駐車場と同じく立地が非常に重要で、住宅街から離れている場合は集客が難しいです。
そのため、駐車場も併設して車でも来られるようにするという工夫が必要でしょう。
アパートを建てる
3つ目の節税方法は、アパートに建て替える方法です。
更地になって固定資産税が1度上がったとしても、 パートを建て直すことでもう一度住宅用地特例を受けられます。
アパートは初期費用がかなり高額になるため、アパートローンを組む必要があるでしょう。
入居者さえ集められれば非常に高額の利益が期待できます。
農地に転用する
4つ目の節税方法は、農地に転用する方法です。
農地にすれば、一般的に住宅よりも固定資産税が下がります。
土地を農地に転用する場合、現況地目変更というものを申請する必要があります。
この申請に通るには、実際に農地として使われている実績が必要であるため、先に農地として耕す必要があります。
まとめ
今回は、家の解体後の土地にかかる固定資産税の計算方法と節税対策についてご紹介しました。
青木工業なら解体工事~駐車場の施工までワンストップで承ります!
不動産会社やコインパーキング会社のご紹介もできますよ♪
これらを参考にしたうえで土地の活用を考えてみてはいかがでしょうか。
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