家の解体費用の相場と解体工事をスムーズに進めるコツをご紹介!
「解体工事を依頼しようと思っているけれどどれくらい費用がかかるのかな」
「解体費用を少しでも抑えるためには何をすればいいのかな」
このようにお考えの方は多数いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、解体工事にかかる費用相場、解体工事費を抑えるコツ、スムーズに解体工事を進めるコツをご紹介します。
□解体費用の相場と家の解体費用を決定する要素とは
ここでは解体工事にかかる費用相場についてご紹介します。
解体工事にかかる費用相場は、建物の構造によって変わってきます。基本的に天災などに強く、丈夫な構造であればあるほど解体にかかる費用単価が高くなると言えます。
強くて丈夫な構造であればあるほど建設資材も多く使用されていて、解体する際に排出される廃棄物の量も多く、必要な職人や重機の数が多く必要になり、工事にかかる手間が増えるからです。
大まかな費用相場は、鉄筋コンクリート造であれば一坪あたり5~8万円、鉄骨造であれば3~6万円、木造であれば2~5万円です。
これらの金額はあくまで目安であり、築年数が比較的浅い建物は構造が複雑で通常より強固に作られているため、解体費用が前述の相場よりも高くなる可能性があります。
その他にも、解体工事では大量の廃材が発生しますが、それらは細かく分別して処分する義務が法令で義務付けられています。また、重機の入るスペースが無ければ手作業での解体となり、時間と人件費がかかります。
廃材がどれだけ出るか、重機の入るスペースがあるかどうか等、解体工事の費用を決定する要因は様々です。
□解体費用を抑えるコツとは
ここでは、解体にかかる費用を抑えるコツを3つご紹介します。
1つ目の解体にかかる費用を抑えるコツは、家具や家財などをあらかじめ自分で処分しておくことです。
家具や家財が家の中に残ったまま解体工事を始めると、それらの撤去作業費・運搬費・処分費が上乗せされてしまいます。
例えば新聞紙や雑誌・衣類など、自身で処理すれば費用がかからずに処分できたものも、解体業者に処理してもらうと追加費用の対象となってしまいます。
また、リサイクルショップなどで売却することができたであろう状態の良い物も、解体業者に処理してもらうと逆にお金がかかってしまいます。
業者に任せないととても処理できないという物もあるとは思いますが、自身で簡単に処理できる不要物は工事着工までに処理しておくと、余計な費用もかからずに済みます。
2つ目の解体費用にかかる費用を抑えるコツは、木や雑草を見積もり前にキレイにすることです。
家の周りに木があったり草が生い茂っていたりする場合、見積もり前に処理しておけば解体費用が安くなる可能性があります。
木や草によって重機が入りにくい環境になっていると人件費がかさむうえ、それらを処理するための重機を用意する必要が出てくるためです。
大木がある場合はなかなか処理できないことも多いですが、小さな木や草だけでも処理しておくことで解体にかかる日数を減らし、安くできるでしょう。
3つ目の解体にかかる費用を抑えるコツは、助成金や補助金を活用することです。
自治体によっては、解体工事を行う際に助成金や補助金を受けられる可能性があります。
しかし助成金や補助金は支給される為にもいくつか条件があり、全ての空き家や老朽化した家屋が対象とはなりません。
ただ、支給される可能性が少しでもあるのであれば、申請してみる価値は十分にあります。
このような助成金や補助金に関しても、弊社では詳しくお伝えできますので検討中の方はぜひ一度ご相談ください。
□解体工事のおおまかな流れと解体工事をスムーズに進めるコツについて
ここでは解体工事の大まかな流れと解体工事をスムーズに進めるコツについてご紹介します。
解体工事を依頼した際、一連の流れは以下の通りです。
まずは担当者が現地調査を行い、具体的にどのような手順で工事を行い、重機やトラックをどのスペースに搬入するかを決定し、それらに基づいた見積もりの提示があり、契約に至ります。
次に電気・ガス・電話・水道などのライフラインを廃止・解約し、各種申請と近隣の住民の方への挨拶を行います。
ガスや電気などのインフラ設備を解約していく段階ですが、ここで注意が必要なのは、水道を廃止してしまわないことです。
解体工事の現場では解体業者の使用名義で水を使うため、元々の利用者は一旦水道を閉栓する連絡を水道局にいれてもらい、その後解体業者から使用名義の変更を水道局へ連絡して開栓・利用します。
また、解体工事の際は、騒音やホコリで近隣の住民の方へご迷惑をおかけすることが少なからずあります。
そのため、事前に近隣住民の方へ挨拶しておくことで、後にトラブルになるのを防げます。
ライフラインの停止や挨拶が終わると、いよいよ解体工事に移ります。
解体家屋周囲に仮設足場を設置し、防音・防塵用の養生シートを張って、基本的に屋根材から内装材に移り、重機を使用した躯体の解体へと進みます。
躯体を取り壊し、建物基礎を撤去した後には地中に埋設物が無いかも確認し、地中内に何もなければ解体工事は終了となります。
□まとめ
今回は、解体工事にかかる費用相場、解体工事にかかる費用を抑えるコツ、スムーズに解体工事を進めるコツをご紹介しました。
解体工事にかかる費用を抑えるためには、不要なものは自身で処分し、助成金や補助金などの申請をしてみると良いでしょう。
愛知または名古屋市周辺・岐阜・三重・滋賀県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社までお問い合わせください。