住宅の解体をお考えの方へ!手順をご紹介します
解体工事ってどんな流れで行われるんだろう?
解体工事の契約書を書いてから自分がやるべきことはあるのかな?
皆さんは住宅の解体を依頼した際の流れや、解体工事を依頼した人がすべきことをご存じですか?
一連の流れを理解しておくと、実際に解体を依頼する際にスムーズに進めることができます。
また、解体工事の着工前のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
住宅の解体を依頼した際の流れとは?
住宅の解体を依頼した際の流れを工事前と工事中、工事後に分けて解説します。
工事前(お客様)
- 解体費用の見積もり依頼
- 解体業者の選定
- 工事着工前の申請・届出
- 近隣の方への挨拶
- ライフラインの解約・撤去
まずは解体費用の見積もり依頼をします。
WEBや電話で、解体工事を依頼する建物の情報を伝えて、実際に現地を見てもらいましょう。
見積もりを取るときに解体業者に立ち会うことが大切です。
見積もりがそろったら、解体を依頼する業者を選びます。
point
解体費用の相場観を知るためにも、3社程度相見積もりを取りましょう!
業者と契約を結んだら、建設リサイクル法の申請が必要かどうかを確認しましょう。
建設リサイクル法は解体する建物の床面積が80㎡以上の時に申請が必要となります。
一般的には解体業者が申請することが多いですが、適切に申請が行われているかは確認しておくと良いでしょう。
また、トラブルを避けるため、近隣の方々への挨拶を忘れないようにしましょう。
解体する住宅で使用していたライフラインの解約・撤去の連絡も必要です。
立会いが必要な物や、実際に撤去してもらえるまで時間がかかるものもあるので
スケジュールに余裕を持って手配を済ませましょう。
工事中(解体業者)
- 足場や養生の設置
- 設備や内装の撤去
- 窓ガラスの撤去
- 柱や梁(はり)の撤去
- 躯体の撤去
- 基礎の撤去
- 足場や養生の撤去
- 整地、清掃
足場や養生を設置する理由は、安全に解体工事を行うためです。
これらを設置しておくことで、万が一事故が起こったとしてもお隣の家などへの被害を抑えられます。
また、工事中の埃の飛散・騒音対策にも重要な役割をはたします。
内装や窓ガラスの撤去が完了したら、いよいよ本格的な解体作業が始まります。
重機を使用し、柱や梁などの建物を支えていた部分を慎重に撤去していきます。
ここまでくると解体作業は7割完成です。
作業も終盤に入り、地中の基礎部分の解体・撤去を行います。
基礎部分の撤去が終わったら、足場や養生の撤去・現場の整地・重機の搬出・前面道路などの掃除を行います。
このタイミングでお客様に現地にお立ち合いいただき、撤去範囲の最終確認や仕上がりを確認していただき工事は完了となります。
工事後(お客様)
工事後に行うことは、建物滅失登記申請です。
建物滅失登記申請は建物を取り壊した際に必要となります。
登記されていた住宅を解体した場合には、
建物が取り壊されてから1ヶ月以内に建物滅失登記申請が義務付けられているので必ず覚えておきましょう。
解体工事の着工前のポイントは3つ!
ここまで住宅の大まかな解体手順を紹介してきましたが、解体を依頼した人は特にどのような点に気をつければ良いのでしょうか。
意識したいポイントは以下の3つです。
- ライフラインは解体前に撤去が完了するよう、余裕をもって手配する
- 解体前に不要なものは自分で処分しておく
- 解体現場の近所に住む方に挨拶をする
1つ目のポイントはライフラインは解体前に撤去することです。
電気や電話・インターネットの家屋への引き込み線、
地中内を這って道路から家屋に繋がっているガス管などのライフラインが残ったまま解体作業に入ってしまうと、
事故や破損、作業員のケガにつながってしまいます。
ライフラインは解体前に撤去を完了させておきましょう。
2つ目のポイントは解体前に荷物を処分しておくことです。
解体前に荷物を処分しておくと、解体費用を抑えることができます。
なぜなら、解体業者にゴミの撤去処分を依頼しなくても済むからです。
解体費用を少しでも抑えたいと思っている方は、事前に荷物を処分しておきましょう。
3つ目のポイントは解体現場の近所に住む方に挨拶をすることです。
挨拶をして近所の方に解体工事の予定を知らせておくことで、
解体中に起こりうるトラブルやクレームをなくしたり、減らしたりすることができます。
事前に連絡もなく大きな音や振動が起きれば誰だって驚きますよね。
しかし事前に大きな音や振動が起きることを知っていれば、心構えや対処ができます。
近隣の方々の負担を少しでも減らせるよう、解体工事前に挨拶に伺いましょう。
家の構造にはどのような種類がある?
家の構造にはどのような種類があるのかみなさんはご存知でしょうか。
家の構造は「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3つに分けられます。
それぞれの特徴を順に解説いたします。
木造
まずは「木造」です。
木造の中にも、在来工法やツーバイフォーと呼ばれる造りに分けられます。
在来工法は、日本で古くから用いられてきた工法で、夏場の暑さに適応できる点が特徴です。
ツーバイフォーの特徴は壁や床の面で建物を支える壁式構造です。
柱や梁(はり)、筋交い(すじかい)で建物を支える在来工法に対して、ツーバイフォーは面で建物を支えます。
鉄骨造
次は「鉄骨造」です。
鉄骨造も使用される鉄骨の厚さによって、軽量鉄骨造と重量鉄骨造に分けられます。
軽量鉄骨造の特徴は優れた耐久性と耐震性にあります。
厚さ3~4ミリメートルの軽量鉄骨と、厚さ4ミリメートル以上の重量鉄骨を適切に使い分けることで、
建物の軽量化、高い耐久性と耐震性を実現します。
一方で、重量鉄骨造は軽量鉄骨の数倍厚い鉄骨を使用して、施工されます。
低層住宅から高層マンションまで幅広く採用される工法です。
鉄筋コンクリート造
最後は「鉄筋コンクリート造」です。
「鉄筋コンクリートという言葉自体は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らない」
このような方が多いのではないでしょうか。
鉄筋コンクリートは、鉄筋を格子状に配置しそれをコンクリートで覆ったものです。
コンクリートと鉄を組み合わせて、それぞれの短所を補いながら、長所を発揮します。
耐久性に優れていることが特徴です。
まとめ
住宅の解体を依頼した際の流れや解体工事の着工前のポイント、住宅の構造の種類を解説しました。
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